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機械切削痕
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素材表記
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鼻当て透明
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キャプション
機械切削痕
素材表記
鼻当て透明
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いつも めがね修復・復刻保存館 フィールシーズをご利用いただきありがとうございます。
前回、特殊加飾が出来ないプラスチックフレームをご案内しました。
今回、その1はセルロイドとアセテート、その特徴と見分け方をお知らせいたします。
現在日本国内で製造されているプラスチック系メガネフレームのほとんどがセルロイドかアセテートになります。
見分け方は下記をご参考ください。
1 鼻あての部分が透明でベースの色と異なる
2 テンプルの内側に、その素材表記がある (主にセルロイド)
3 テンプルと前枠の接点(折り畳み部の断面)に光沢がなく、機械で削ったような跡がある
4 全体的に太めで、テンプル始まりから耳に掛かる部分まで中に金属芯が入っていない (主にセルロイド)
5 全体的に細すぎず、太すぎず、リムには適度な弾力がある (主にアセテート)
これらはあくまでも目安となるものであり、すべてに該当するものではございませんが、製造されている多くはどれかに属した傾向にあります。
コーティングや経年劣化の見分けに関しましては、また後日お知らせいたします。
※追記掲載
経年劣化した素材の見分け方はこちら
コーティングされた素材の見分け方はこちら
セルロイド・アセテート ツヤの違い検証はこちら