修復前
修復後
哀川 翔 が自らプロデュースを行い、普段から使用しているめがねブランド、SAMURAI 翔。 めがねでは数少ない 白色のモデルを多くラインナップし、優れたデザイン・カラーの希少さ・煌めくエンブレムなど、掛ける人の心を魅了する要素満載のフレームです。 当店でも過去に同ブランドを数回掲載しており、そのことからもSAMURAI 翔 の人気が伺えます。 セルフレーム・メタルフレームどちらも共通で「白色・ホワイトカラー」のバリエーションを持つブランドは数少なく、真逆のカラーである「黒色・ブラックカラー」は、黒ぶちめがね、と言えば想像できるほど一般的なものに対し、選択肢の少ないものとなっています。 しかし、白は何にでも染まる、の言葉通り、色移りしやすいのが難点であり、そのせいもあってラインナップに加えない というブランドもあるようです。 これは感覚になりますが、真新しい状態の方が色移りしやすい傾向がある という風に感じる為、特に新規ご購入の際は取り扱いにご注意下さい。(過去の取り扱いからそのように感じ取れます) さて、前置きが長くなりましたが、同ブランド ホワイトニングサンプルの2回目になります。 全体的に綺麗に?薄く茶褐色に染まったものを、元の状態に再生したいというご依頼のものです。(めがね修理再生工房 鈴木眼鏡工業㈱にご依頼のものです) 表面の色移りの浸透を小刀状の工具で削り、ペーパーで表面を均し、荒磨き・中間磨き・仕上げ磨き、の順で加工していきます。 途中経過1・2の画像で見れるホコリのようなものは、本体から削り落とした”削り屑”です。 全体を行うとそれなりに削り屑が出ますので、当然本体が肉痩せします。 これは経年劣化や白化に対するツヤだし研磨でも同様で、状態が悪ければ悪いほど深く削り取る必要がある為、長く使いたい方は早めにケアした方が長持ちする訳です。 仕上がりはあれこれ語るより、一見に如かず、ですね。 素材の劣化が少ないものほど、より光沢が出ますので、その観点からも早め早めの対処が良いです。 表面が少しくもってきたな?と感じたら、磨きなおしするサインです。 この症状は めがね修理再生工房 鈴木眼鏡工業㈱ でご依頼をお受けできますので、気になる方はどうぞメールでお問い合わせ下さい。
過去(1回目)の事例はこちら……https://www.feelseeds.jp/case/archives/158
修復費用 | |
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期間 |
途中経過1
途中経過2
ホワイトニング完了
裏側 ツヤ感
伝わりますか