事例紹介CASE

白山眼鏡店 マンモス牙めがね風 アートペイント 特殊加飾

2025年11月18日 火曜日

  • 白山眼鏡店 マンモス牙めがね風塗装

    加飾前

  • 白山眼鏡店 マンモス牙めがね風塗装

    加飾後

白山眼鏡店は、1883年(明治16年)東京・人形町に創業した、歴史ある高級眼鏡店です
今回のご依頼は、この白山眼鏡店のフレームを「ある天然素材 めがねに出来ないか」というお問い合わせから始まりました

やり取りを始め 詳しく聞き進めると、所有するの白山眼鏡店フレームの白っぽい色味が好みではない、マンモスの牙で作られためがね風にペイント技術で作れないか?といったお問い合わせでした
とても珍しく貴重な 太古の天然素材「マンモスの牙で作られためがね」は、過去当店で特集をしたものです ※その掲載はこちら

その掲載記事を見付け、自分の使わないめがねを こんな風に作り変えて使うことが出来ないだろうか、と思われたそう
過去に様々なものを表現してきましたが、天然素材風は初めてのお問い合わせ・取り組みです
とてもやりがいあるご依頼は その反面やり直しの効かないもの、入念に打ち合わせを行いご依頼となりました

自由な表現に必要なもの、それはハッキリとした完成像を言葉として明確に表現していただくこれに尽きます
作り手側は依頼主の想いを めがねというキャンバスに描いていく為、ニュアンスで汲み取るより明確な言葉で指示された方が形にしやすいです
もうちょっと・そんな感じ・など ぼんやりとした表現は感じ方に個人差があり 誤解を招く事もある為、箇条書きで具体的簡潔に指示いただけるとやりやすくなります
また今回のように「見本」とするものがあると表現しやすいです

修復や復刻と違い「無いものを形にする」、それは依頼主がその設計図を頭にしっかり描けているか、これが肝心です
その想いを汲み取り形にする為に、アーティストからのお願いです

今回は色々な制約があり、ご希望も完全コピーではなかった為、コピーではない部分の作成に時間を費やしましたが、そんな努力が実を結び、ペイントとは思えない天然素材風アートに仕上げました
まるで象牙のような風合い・質感に、きっと今頃 口角を上げ街角を闊歩していることと思います
アートペイントはその名の通り、「芸術を描く、その想いをカタチにするため」そんな想いを込め その道の一流職人とコラボ創造し作り上げています

唯一無二、自分だけのオリジナルを、そんな想いをお持ちの方、どうぞお問い合わせ下さい
プロが丹精込め世界にたった一つの素晴らしい作品に仕立てます
ご依頼主様、どうもありがとうございました、どうぞ大切になさって下さい
 

加飾費用 特別価格
期間 約 12週間
  • 2022-03-48.png

    見本はコレ!
    マンモス牙製めがね

  • 白山眼鏡店 マンモス牙めがね風塗装

    アートペイント技法
    似せる!

  • 白山眼鏡店 マンモス牙めがね風塗装

    職人の手で生み出された
    天然素材風 柄模様

  • 白山眼鏡店 マンモス牙めがね風塗装

    内側に繊維筋まで
    表現は縦横無尽に!

 


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