加飾前
加飾後
日本最古 越前漆器が職人たちの手により1500年語り継がれた今、110数年の歴史を持つめがねと融合し、一つの作品になりました。 日本伝統の「和柄」を見事に表現し、独特の世界観を醸し出す作品の誕生です。 和柄とは、文様をパターン化し規律正しく並べたものを指し、平安時代から現在に至ると言われています。 今回は、過去手掛けた中でも 大変好評のアートペイント”幾何学模様”からヒントを得て、伝統工芸である蒔絵の手法でチャレンジです。 それは限りなく緻密に和柄の”菱形・ひしがた”を めがねに表現する、というチャレンジを、越前漆器精鋭の若手女流蒔絵師さんに相談し、実現しました。 蒔絵師さんも「これほど細かい模様を これだけの数重ね描いた事は無い」と言うほど 張り詰めた作業が長時間続いた模様。 ご覧の通り センスと努力の甲斐あって見ごたえある作品が出来上がりました。 蒔絵とは、漆器の表面に漆で絵や文様、文字などを描き、それが乾かないうちに金や銀などの金属粉を「蒔く」ことで器面に定着させる技法、とあり、今作品の難易度がひしひしと伝わります。 実際作業前には、構図を考え下絵を描く作業を幾度も繰り返し、対象物にマッチするか見比べてからスタートします。 その為この作品もうるしを塗る状態までにかなり時間がかかりました。 テンプル先端の変則的な形状部まで しっかりと描き込まれ、そこに蒔かれた銀模様は、もはや工芸品の域に達しています。 緻密で繊細 オーダーメイドならではの一点物、こだわりある方が身に付ける極上の逸品です。 伝統工芸×現代美術=工芸美術作品、この様な位置付けの今作品、価格はプライスレスとさせていただきます。 蒔絵に和柄はよく合う為、蒔絵師さん相談の上 2作品目にもチャレンジしたいと思います。 蒔絵師さん 、素敵な作品 本当にありがとうございました。
過去の幾何学模様の掲載はこちらから
和柄第2弾 蒔絵亀甲の掲載はこちらから
加飾費用 | プライスレス |
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期間 | 3ヶ月 |
ずらり菱形
先端まで緻密に
左右見比べる
すべて手書き
粉を蒔いて表現