おしょりん、早速 観てきました!
壁面おしょりん一色
ようこそ! めがね修復・復刻保存館 フィールシーズ のホームページに訪問いただきありがとうございます。
今回は、只今絶賛先行公開中の映画「おしょりん」を観に行ってきた時の様子と、出来るだけネタバレしないように内容をサラッとご紹介をしたいと思います。
この「おしょりん」は、明治時代の福井県足羽郡浅生津村の話、豪雪地帯のため冬は農作業ができず収入の道がなくなる村を助けようと、めがねづくりをはじめた兄弟とそれを支える妻が、幾多の苦難を乗り越え めがね産地として根付かせていくまでの道のりを描いたものがたりです。
ふくいにめがねづくりを根付かせていく物語りです
入り口ホールは特設コーナーに
私が観に行った映画館、鯖江アレックスシネマは、先週金曜の20日、県内でいち早く舞台挨拶が行われた場所。
やはり「聖地鯖江は外せない」といったところでしょう、主役3人と監督が舞台に立ち、めがねのまちで上映前に挨拶をした気分は、どうだったのでしょうか?
ちなみに私、試写会にも応募しましたが、運がないのか当たりませんでした。
それでもしっかりお金を払って観る事で「少しでも鯖江市に還元されれば」との想いと「めがね職人としてどうしても観ておかなければ」との想いで行きました。
オススメです、皆さんぜひご覧ください!
入場ゲートすぐの7番
この先で放映されます
上映を見て、実の私の子供も目が悪く、小さいころ初めてめがねを掛けた時の様子がそのままに思い出してしまいました。
涙腺弱めの私、幾度ももらってしまう事に。
また、いまでは修理職人として働き、このホームページを運営するものとして、自分の仕事の有難さ、取り組み・考え方など改めて考えさせられるものがありました。
どんな仕事であっても人の役に立てる、その為に自分が出来る事は諦めず精一杯やる、続ける事は未来へつながっていく、そんなメッセージが込められている作品だと感じました。
この先11月3日からはいよいよ全国で公開されます。
みなさんも是非劇場で めがねづくりのものがたり 観て感動してください。
本当にどこまでも歩いて行ける、そんな気持ちでした
最後に、映画のタイトルについて少しお話します。
「おしょりん」とは冬の寒い朝、田畑の上に積もった雪が硬く凍みた状態を言います。
私が生まれ育った鯖江市河和田地区では、幼少の頃「しゃり」と呼んでいた記憶があり、地域によって呼び名が違うようです。
小学校の集団登校時、「しゃり」だと、田んぼの上を真っ直ぐ歩いてショートカットしていくことが出来、楽しかった記憶が蘇りました。
雪国ならではの話だと思いますが、今思うと 大人になってもはしゃげるのでは?と思える懐かしさもそこにありました。
福井の・鯖江の・めがねづくりにスポットを当て、映画化してくれたことにも感謝です。
きっとみなさんの心にも何かメッセージが残る作品になると思います、ぜひ観てくださいね。