イタリアの高級宝飾ブランドで名立たるブルガリのモダン先端の金具飾り外れ修復再生のご依頼です。　　こちらのご依頼主様、8月に掲載したジバンシーの修復再生事例をご覧になられて、ご自身も同じ状況で困っていた所の発見だったようで、ご依頼の流れとなりました。　　このフレーム、金具外れ以外はどこも壊れておらず、状態もよろしかったので復刻や修復含め選択肢はいくつかあったのですが、復刻再生の場合今までのシャネルなどの金具よりも数段複雑な為、クオリティと価格と検討され、樹脂に変えての再生で落ち着いたという流れです。　　この金具、通常は必ずあるピン（差し込んで固定する為の長めの芯）が元から付いておらず、キャップをはめるような作りだったので簡単に取れてしまったようです。　　MADE IN ITALY　と入っているのでイタリア製のようですが、めがねでも特にヨーロッパなどで生産されたものはデザイン重視で後々のことはあまり考えられていない傾向があります。　　どのようなめがねでも壊れたり、パーツが取れたりする前に大体前触れがありますので、おや？と感じられましたらまずはご相談下さい。　　転ばぬ先の杖は間違いないですよ。