加飾前
加飾後
鯖江市河和田地区は、古くから越前漆器産地として1500年の歴史があり、鯖江市のめがねの歴史より10倍以上も年月を重ねています。 めがねの製造は 昭和時代に一気に拡大し、機械化が進み現在に至りますが、漆器の製造は未だ手作業の部分が多く、その製品は多くの職人さんの手によって支えられています。 時代の変化もあって、越前漆器も業務用製品を大量に生産するようになり、漆塗りから うるし調塗料へ一部変化していき、漆器製品にも塗装品が増えました。 前置き長くなりましたが、今回は漆器業界の塗装技術を使った表面処理、「しぶき風塗装」のサンプルになります。(漆器業界独自ではありません) ベース色に黒を塗ったあと 白をしぶき状に吹き付ける技法の為、タイトルは BLACK × WHITE SPLASH と、勝手に名付けました。 この技法の製品、記憶をさかのぼると、そういえばうるしの里会館で展示品で見ました。 めがねでは基本的にこの様な塗装は行わない為、目新しく感じます。 消費されるモノ・数によって 製品にするかどうかが決まる事も多い為、この塗装技術が漆器では採用され、めがねでは採用されないという事ですね。 ですが、当たり前のものを当たり前にするのでは、当店を選んでいただく意味がありません。 フィールシーズだから出来る事を、需要が少なくともあえてお伝えするのも 当店の役割と考え掲載しています。 どこでも買える、どこでもできる、そういったものは近くで安価で購入できる出来る所でいいと思いますが、ここしかない、ここしか出来ないものは、当店が幅広く対応できます。 めがねでは普段見掛けない特殊な技術を、コラボしていただいている越前漆器業界の方にも応援して頂き、広めて行きたいと思います。 次回は、あっと驚く別の表現方法を近日中にご紹介しますので、そちらのほうもどうぞお楽しみに。 これからも さばえの2大地場産業、めがね・越前漆器 をどんどん深掘りご案内していきます、どうぞよろしくお願いします。
加飾費用 | 約 22,000円 |
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期間 | 約 4週間 |
フロントサイド
右サイド
上からアップで
同じ技法見つけた!!
うるしの里会館より