加飾前
加飾後
久しぶりにアートペイントのご注文をいただきました。 黒のセルフレームにドクロを描いて欲しい、というクールなご依頼です。 アートペイントと蒔絵は 細い筆で書き込む為、細かな模様や柄を表現できますが、書き込むためのキャンバスとなる めがね自体が大きめでないと、緻密な書き込みも 何が表現されているか判別がつかなくなるため、工夫が必要になります。 今回のフレームも 決して細い訳ではありませんが、ドクロと認識できるように描くとなると面積が若干足りず、それならばフレームの正面から側面にかけて、立体的に表現しよう、となりました。 正面からはドクロと分からないアートも、斜面で捉えるとしっかり浮かび上がります。 テンプルには落ち着いたグレー色で、左右非対称のファイヤーパターンを入れ、更にクールさを演出。 そしてここから当店独自の演出の真骨頂。 ご依頼主様に相談し、3Dプリントしたドクロを取り付け出来るようにオプション。 気に食わなければ取ってしまえる仕様にし、ドクロペイントの横にドクロのアクセが揺れるように仕上げました。 この取付用パーツは、メガネチェーンにも対応していますので、普段はメガネチェーンを取り付けておき、ここぞというときにはドクロのアクセをぶら下げる、というのも面白いですね。 こちらからの面白提案に乗っていただいた作品でしたので、今回のドクロアクセに関しては、サービスでさせてもらいました。 めがね修復・復刻保存館 フィールシーズのFacebookページには、このアクセを取り付けた画像を多数載せてありますので、興味のある方はぜひそちらもチェックしてみて下さい。 そのときはぜひフォロー・いいね!もお願いします。 ご依頼主様、どうもありがとうございました。
加飾費用 | 約 50,000円 |
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期間 | 約 8週間 |
立体を使い演出
ファイヤーパターン
クールにアシンメトリー
右側ドクロ アップ
ドクロのアクセと
左側ドクロ アップ
メガネチェーン取付可能