修復前
修復後
以前にもご紹介した事のあるK18フレームの変形修復、今回のものはテンプルがべっ甲で出来ており、ダブルで高額素材のめがねになります。 前回同様、当店(フィールシーズ)では高額品は取り扱っておりませんので、運営元である鈴木眼鏡工業㈱で修理したものをご紹介するものです。 当店のお問い合わせの中に、壊れたメガネを修理して使う、といったものが稀にありますので、再度ご案内します。 まず、当店では修理後 ご使用される為の破損品に対する修理加工は行っておりません。 鑑賞保存用の修復加工や、ご使用される為の新規作成、その他各種カスタマイズなどを専門に行っております。 また、運営元の鈴木眼鏡工業㈱では、一般の方から直接の修理は基本的にお受けしておりません。 その上で、どの位壊れたメガネがどの程度まで直るのか、の目安をお伝えする為あえてご紹介していますので、壊れてお困りの際は諦めずに修理出来る事を覚えておいて頂き、お近くのショップなどに相談持ち込みなどして下さい。 では本題に戻りまして、激しく折れ曲がったリムですが、18金は軟らかく大抵の変形は修復可能です。 折れ曲がった箇所は金属疲労を起こしている為、金素材を溶接し強度を出します。 全体のバランスを出して研磨すると、ほぼ元通りにツヤが出て快適にご使用頂けます。 べっ甲破損の場合は基本的に破損部分を新規作成して直します。 こちらも大抵のものが直りますよ。 皆さんが思っているより直せるものが多い、と考えてほぼ間違いありません。
修復費用 | |
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修復前
修復後
修復後
修復後アップ