加飾前
加飾後
以前からチャレンジしたかった、プラスチックフレームでのグラスリメイク、指輪加工に挑みました。 最近ではアセテートの生地を使ったリングなどのアクセサリーは”ディロッカ”が有名で、とても好評という噂を耳にします。 板状の生地を機械でカットして、同じ形状が作れるため柄違いでも表情が変わり面白いのですが、当店が作るのであれば他では真似出来ない逸品を、と考え試行錯誤の上サンプル作成に至りました。 画像をご覧の通り、メガネフレーム自体をリメイクし、文字通り”グラスリメイク”となっています。 ここまでくると他店では絶対に真似出来ません。 完全にすべてがオールハンドメイド加工の逸品です。 元々メガネフレームだったものをリメイクするので制約が多々あり、その中での表現方法を探し、リングだけでは味気ないのでネジをぐるりと埋め込みました。 リングの内側をご覧いただきますと、元がメガネと分かる溝が残っていて、レンズが納まる部分だったのが伺えます。 今回使用したマイナスネジは総数78本!!数としては細かすぎずといった所ですが、リング形状の矯正・ネジを埋める等間隔の穴あけ・マイナスネジ目方向調整・この3つに技量を要しました。 当然手作業の為、機械のように均等には行かずですが、完成品を見るとそこがまたいい味を出していると思います。 これで業界初のアイテムがまた一つ増える予定ですので、更に魅力ある作品・完成度に磨き上げ、またご紹介させていただきます。
加飾費用 | |
---|---|
期間 |
リングに必要な
部分をカット
まずはリングに
ぐるりとネジで
スタッズ風
マイナスネジの
目揃えも手作業