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葛飾北斎も
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”椀椀”前の展示
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加飾に使う金
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外には工房も
葛飾北斎も
”椀椀”前の展示
加飾に使う金
外には工房も
こちらの動画は沈金師
いつも めがね修復・復刻保存館 フィールシーズをご利用いただきありがとうございます。
今回は、先月行われた Re:RENEW/2020 のメイン会場でもあり、当店でもコラボしている 越前漆器 その歴史に触れる事の出来る、うるしの里会館 の館内をご紹介します。
ご存じない方もいると思いますが、越前漆器は1500年の歴史をもつ、日本最古の産地であり、うるしの里会館のあるここ河和田地区では、今でも漆器に携わる仕事に多くの方が就いています。
入り口の左右には、その数々の職人さんの作品も並び、購入する事も出来ます。
回廊の壁面を使い 紹介
広い正面駐車場側から入館すると、まず目に飛び込んでくるのが、入り口中央奥に展示されている漆塗りの迫力ある山車。
全体に漆黒の漆が塗られ、沈金蒔絵が豪華絢爛に施されたこの山車は、高さ2メートル近くあるのではないでしょうか?圧倒されます。
山車の画像はこちら https://www.feelseeds.jp/files/uploads/2020-12-56.png
また、その左横にはモニターがあり、簡単に工程を動画で紹介していますが、その中の登場人物にはコラボしている沈金師・蒔絵師が!!
お二人とも越前漆器を代表する職人、流石です。(左上画像)
中庭を望むお食事処も
うるしの里会館は回廊になっており、ぐるっと回って見ることが出来ます。
正面入り口から入り、左側に進む道順がおススメです。(道順表示あり)
回廊をまわ回り始めると、壁面には技法・工程・現代までの歴史・などが 絵や実物を使い細かく説明されており、歴史や漆器に興味が湧く作りに。
普段何気なく使っている木製のお椀などは、こんなに多くの工程を経て作られているとは、驚きもあり価格にも納得できます。
また越前漆器は業務用の器の生産も盛んで、日本中のホテルや学校で使われており、その時代に合わせた器にも対応し 伝統を継承してきました。
うるしの歴史 まるわかり
回廊に沿って3回曲がると、そこにはお食事処”椀椀”(わんわん)が。
ここでは回廊の中心にある中庭を望みながら、ランチやスイーツなどを素敵な器(漆器)で楽しむことが出来ます。
また、椀椀の斜め前にある出入口を出た先には、日替わりで職人さんが手仕事をしている”職人工房”があり、目の前で生で仕事を見聞きすることが出来、別で体験も出来るそうです。
椀椀前の壁面には現代風の漆器も展示され、時代の流れを感じる事も。
最後の角を曲がると正面玄関側に戻りますが、ここにはお世話になっている沈金・蒔絵で使われる材料の展示もあり、作業の細かさが伝わります。
ぐるっと回って食事をすると、2時間ぐらいあっとゆうまに過ぎてしまう うるしの里会館。
うるし塗の歴史や河和田地区に広まった理由、漆器の製造工程や移り変わりなど、いまに至る を学べる貴重な場所です。
皆様もぜひ足を運び、越前漆器の良さを体感してみて下さい。
(営業日・営業時間などはホームページで確認してください)