実物を見れないのが残念
いつも めがね修復・復刻保存館 フィールシーズをご利用いただきありがとうございます。
先日7月6日付け地元新聞紙で、コラボして頂いている沈金師さんの作品が、またもや掲載されました。
県内で活躍する現代工芸作家の会員さんが、腕を揮って仕上げた作品を発表する場のようですが、ここでも新型コロナウィルスの影響により、作品展が中止となり、紙面で掲載を余儀なくされてしまったとのこと。
この様な美術・工芸作品の鑑賞などは、特にグラスリメイクの製作において、良いイメージやインスピレーションをひらめかせる場のひとつであるので、私としても大変残念で仕方ありません。
様々な工芸作家さんの作品
マイスターと謳う私も、メガネ業界の事は多少なりとも分かっているつもりですが、他の地元工芸品の事は、恥ずかしながらあまり詳しくありません。
しかしコラボして頂くようになってから改めて深掘りし、特に越前漆器の魅力は少しづつですが理解出来るようになりました。
重ねた努力の上に培われた技術とその作品の素晴らしさは、知ってから触れてみるとまた一段と重み・深みが違います。
広がる沈金技法の表現
左の画像作品がコラボの沈金師さんの作品ですが、あえてお名前は伏せさせて頂きました。
漆黒のうるしのキャンバスに緻密に彩り彫られた沈金の技術、美しいとしか言いようがありません。
特にこの沈金師さんは、ご自身の技術を磨き高める作品展などにも果敢に出品され、その若き才能が認められ地元紙やテレビでもよく見かけるほどの有能な方です。 (過去にも特集していますので、下のURLからご覧ください)
ここさばえは、めがねと漆器の2大産地であり、またその仕事に携わるものとして、これからも国内はもとより世界にも作品や情報を発信していきますので、皆様もどうぞ応援してください。
ちなみに沈金師・蒔絵師の過去の掲載はこちら
https://www.feelseeds.jp/information/archives/25
https://www.feelseeds.jp/information/archives/34
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