お知らせINFORMATION

めがねサイズの見方・フィールシーズ流 サービス案内

2020年6月18日 木曜日

めがねのサイズ

テンプル内側に
表示が一番多い

いつも めがね修復・復刻保存館 フィールシーズをご利用いただきありがとうございます。

今回はめがねのサイズの見方を紹介します。
この、サイズの見方はネット上で沢山出ていますが、当店ならではの視点も交えて面白おかしくお伝えします。
めがねのサイズ表記が記されている場所は大きく分けて3パターンあります。
1.テンプル内側 2.デモレンズ正面 3.ブリッジ裏側か下側
左の写真は一番多いテンプル内側表記のパターンで、3つの部位のサイズを示しています。

 

めがねのサイズ

レンズの大きさは
与える印象も大きい

では、数字の見方と示す部位を解説いたしましょう。
数字は左から読みますので、上記写真でまずは48ですね。
これは、レンズ幅を記したもので、レンズが納まるリムの一番幅がある所のサイズになっています。 
基本的に鼻側からヨロイ側までの一番距離のある所(横幅)と思って下さい。
縦幅の方が広く距離があっても(ほとんんどないとは思いますが)横幅で測ります。
左の写真では大体48㎜ぐらいであることがわかります。
一般的にはサイズが大きいめがねというものは、このレンズ幅が大きいものを指します。
他で例えるなら、サイズの大きいズボンとなると、基本的にウエスト幅の大きいものを指すのと同じような感覚でしょうか。

 

めがねのサイズ

リムからリムまでの
橋渡しパーツの幅です

さて、3つの部位のサイズで表記の左から2番目にあるのが、ブリッジ幅、です。
お気づきの方もいるかと思いますが、48▢19-140の表示で数字の間に▢があるのはなぜでしょうか。
簡単に説明しますとこの四角は、国際規格を使っています、という印で、ボクシングシステムと呼びます。
この表記がされていれば、世界各国同じサイズ基準(ミリメートル)である証拠になります。
左の写真ではブリッジ幅がおよそ19㎜であることがわかります。
メタルフレームの場合一般的にこのブリッジパーツの幅を指し、プラフレームの場合はブリッジ幅を指したり、鼻幅(鼻パット部)を指したりもします。
また、レンズ幅とブリッジ幅を足した長さが、そのめがねの左右レンズの中心を結ぶ距離になります。

 

めがねのサイズ

モダンを含めた全長
ヨロイ部は含まない

では最後の表記一番右側にある140についてです。
もうお分かりだと思いますが、テンプル長を指します。
左の写真では分かりやすいようにモダンを伸ばして測っています。
重要なのが、モダンを含むまっすぐに伸ばした全長である、ということです。
例えばモダンが劣化して、ショップなどで交換してもらった場合、全長が変わる可能性があります。
当店でも取り揃えている、既製品モダン、は基本全長70㎜ですが、中に掘られた穴の深さは57㎜~64㎜まで多様にあり、装着した全長がかなり変わりますのでご注意を。

他店では表現しない部分までお伝えしためがねのサイズ表記ですが、見た目の印象に大きく関わるのがレンズサイズ、掛け心地のフィッティングに大きく関わるのが鼻幅・テンプルの長さ、です。
この辺を意識してご自身にあっためがね選びをされると、より快適に掛けて頂けると思いますのでどうぞご参考に。


〒916-0041福井県鯖江市東鯖江2-817-1

TEL:0778-51-3141(受付 9:00~17:30)

FAX:0778-51-3141

©2019 - 2025 めがね修復・復刻保存館 All rights reserved.