ようこそ! めがね修復・復刻保存館 Feel Seeds のホームページへ訪問いただき ありがとうございます
今回は、日々新しい技術・サービスを研究し 発信している当店施設「Feel Seeds Lab/フィールシーズ ラボ」 より、3Dプリント品質向上のお知らせになります
めがね業界で唯一、ワンオフパーツを3Dプリント製造加工サービスを行う当店では、今までも「TUMI樹脂丁番」・「Ray-Banブリッジパーツ」など対応してきた実績があります
その時かならずご案内するのは、「元パーツと質感の違いが出る」という事
異素材であるのは当然として、この「質感の差」=「積層痕」は3Dプリントを行う上で、製造工程上 避けて通れないものです
その、見た目(仕上がり品質)が今回飛躍的に向上しましたので、比較画像を掲載しながら分かりやすく品質向上のご紹介となります
では早速ご覧いただきます

①ブリッジ部比較
こちらは旧タイプ

②リムにも注目!
こちらが新タイプ
当店が取り扱う3Dプリントの造形方式は、最も一般的な「熱溶解積層方式」です
これは例えると、対応素材をソフトクリームを出すように積み重ねて形を作る、といったもの
それに対し、アセテート・セルロイドフレームは切削で作られ、例えると氷柱をチェンソーで削り形作るようなもの
ソフトクリームの表面に段差があるのは、段差の数だけ積み重ねた証、これが3Dプリント品にも当てはまります
この「一筆書き」で積み重ね作られる「積層痕」の筋状が 3Dプリント品の「見た目が悪い」に直結していました
そこで今回グレードアップしたものと比較して見てみます
左側画像①ではブリッジ周辺に一筆書きの筋がよくわかりますが、右側画像②ではそれらしきものがほぼ分かりません
逆に右側は表面のデコボコが目立ちますが、これはプリントする土台面が「定着(密着)を良くするためにデコボコしている」ものであって、プリント精度に関係が無いものです
次も見て行きましょう

そもそも幅約9㎝の
ミニチュアめがね

A ブリッジ上部アップ
左側 旧 右側 新

B ヨロイ正面アップ
左側 旧 右側 新

C ブリッジ裏面アップ
左側 旧 右側 新
今回ミニチュアめがねを作り比較していますが、そもそもこのめがね、一般的なフレームの約3分の2くらいのサイズです
各画像はこれを更にアップで写しており、それを理解しつつ「これは見た目が悪い」と感じる方は3Dプリント品はご満足いただけないと思って下さい
ではより分かりやすいよう、他の様々な部分もアップで写しました
A ブリッジ上部は積層痕(筋幅)が分かりやすい部分
写っている部分は画像上から下までが実寸で約2㎝です、右側の新しい方はかなり品質の向上がお分かりいただけます
B ヨロイ正面部分は「一筆書き」感が一番分かりやすいです
ブリッジ部同様に「明らかな差」が確認できます
※所々白く反射して見えるのは、プリント定着を良くする「接着剤」が乾いたものです
C ブリッジ裏側は「一筆書き」と少し違った筋感が見て取れるかと思います
これは曲線部分の高さを造形する時に起きる「等高線」のようなもの
新しい方は等高線の数が約倍ほどあり、倍の精密さに対応できる造形の結果が表れました
階段の大きな1段を2段に分けた、という感じでしょうか
今回は3Dプリント品質の向上を 画像と共に新旧比較をお見せしながらご紹介しました
画像を見てお分かりのように、かなり見た目がUPしており細かな造形に期待が持てます
まるまるフレーム1枚、といったものには向きませんが、細かなジョイントパーツや飾りなど、個別で販売されていないものへの対応にはとても向いています
単調な色でもプリント後に色を付ける事で多色にも対応可能です
日々向上し続ける3Dプリント業界、めがね業界唯一のワンオフ対応となります
お困りの方はどうぞお問い合わせ下さい