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ジュエリーの聖地 山梨ジュエリーミュージアムへ! 新着情報

2025年7月1日 火曜日

ジュエリーの聖地 山梨ジュエリーミュージアムへ行ってきました!

  • 山梨ジュエリーミュージアム

    なんと、入館無料!

  • 山梨ジュエリーミュージアム

    いざ中へ

  • 山梨ジュエリーミュージアム

    上層階には警察本部が!

  • 山梨ジュエリーミュージアム

    中は撮影禁止⤵

ようこそ! めがね修復・復刻保存館 Feel Seeds のホームページへ訪問いただきありがとうございます

今回は、先日訪れた「山梨ジュエリーミュージアム」をさらっとご紹介します
鯖江は「めがねの聖地」として多くの方に知られるようになりましたが、実は山梨 (甲府市)「ジュエリーの聖地」なんです
皆さん知っていましたか?
過去には べっ甲が栄えた長崎、鋳物の町高岡、歴史的建造物修復の奈良、うるしの里 河和田、ナイフで有名な越前打ち刃物、など訪れご紹介してきましたが、遂に今回 めがねと関係の深いジュエリー、その聖地 山梨ジュエリーミュージアムに行ってきましたので、そちらをご紹介します

  • 山梨ジュエリーミュージアム

    さまざまな資料

  • 山梨ジュエリーミュージアム

    産地は水晶から始まる

  • 山梨ジュエリーミュージアム

    県庁の敷地内!?

  • 山梨ジュエリーミュージアム

    飽きないワークショップ

山梨ジュエリーミュージアムは、甲府市丸の内にある山梨県防災新館1階やまなしプラザ内にあります
なんと、山梨県庁の敷地内!?にある建物の一角、上層階には警察本部がある建物となります、甲府駅からも徒歩7分程とあり、これはとても分かりやすく利便性の良い場所ですね
車で訪れる方には駐車料金1時間無料というありがたいサービスも

ワクワクしながら早速中へ入って見ると…
残念ながら中はほぼ撮影禁止…画像が無いと内容がリアルに伝わりません
展示物と資料から抜粋し掻い摘んで説明しますと、山梨のジュエリー産業は 江戸時代に付近の山一帯から上質な水晶が取れた事から始まり、時代とともに発展していったそうです

国内めがねの製造約96%が鯖江で作られるのと同様に、ジュエリーに関わる仕事のほとんどが甲府に集中する、「集積産地」となったそう
それらの歴史から現在に至るまで、幾度の苦難を乗り越えた産地として、マーケット縮小傾向の今、そしてこれからをどのように乗り越えていくか、熟練職人と若手が手を組み新たな試みを始めている、そういった流れを一つ一つ紹介しています

貴重な展示物や若手作家の作品なども展示され、めがねとは違った細かな細工の数々、異業種職人の私が見ても大変目の肥やしになります
また、老若男女問わず楽しめる体験工房が ほぼ毎週末開催されており、来場者を飽きさせません
私が訪れた期間は、2千円程度 約30分の体験から1万2千円程度 90分ぐらいのものまで、利用者が選びやすい時間と内容のものが盛り沢山

ストラップづくり、ペンダント、ネックレス、銀粘土、あこや真珠まで、体験ものの幅も広く魅力的
これらは当日でも空きがあれば体験可能ですが、希望される方は事前に予約されることをお勧めします
 私が訪れた日も小学生低学年くらいの子が、目を輝かせながら宝石の研磨体験をしていました

中の展示品などじっくり見て回っても2時間もあれば1周できるくらいのボリュームでした(体験をする場合は別)
当店も過去に甲府のジュエリー職人さんとコラボした経験もあり、機会あればまた是非共同制作したいものです
現在では「宝石・時計・眼鏡の〇〇」といった兼業店が縮小する中、ぜひそれぞれの産地が手を取り合い次の未来に向かって進んで行けたら、と改めて考えさせられる探訪となりました

この掲載で一人でも多くの人に 甲府がジュエリーの聖地である事を知っていただけたら幸いです
ジュエリーに興味がそれほどなくても、入館無料でスキマ時間で見て回れる 山梨ジュエリーミュージアム、ぜひ一度訪れてみてください
その地域に根付き発展した理由や歴史、きっと楽しむことが出来ますよ

以上、ジュエリーの聖地 山梨ジュエリーミュージアム のご紹介でした


〒916-0041福井県鯖江市東鯖江2-817-1

TEL:0778-51-3141(受付 9:00~17:30)

FAX:0778-51-3141

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