入り口案内パネル
ブース数は410も!!
体験もいっぱい
パンフレット
どことなく~ な表情です
いつも めがね修復・復刻保存館 フィールシーズをご利用いただきありがとうございます。
先々週末の 9月3・4日、おとなり石川県金沢市の産業展示館で行われた、
「金沢ハンドメイドマルシェ」に行ってきましたのでそちらの様子を紹介します。
こちらも千年未来工藝祭同様、手作り作家さんたちがご自身の作品を展示販売するイベントで、全国各地で開かれているイベントです。
北陸ではココだけの開催、北陸最大級というだけあって、出展ブース数も410件と 千年未来工藝祭の3倍以上、流石北陸一有名な都市だけあり出展数も凄いです。
そして今回はちゃんと気になる作家さんにしっかり話を聞いてました。
ビール好きの為の特別な・・・
私が行った3日のお天気は、 曇ったり時折雨が降ったりと、ぐずついた様子でしたが お陰で会場内は比較的涼しく、作品を見て回るにはいい環境でした。
体験・ワークショップも沢山出ており、来場者が飽きる事はありません。
出展者・来場者とも女性の方が多めで、全体的にカラフルで可愛いものが多く展示されていましたよ。
特に私の目を惹いた作品は、今回作家さんにしっかりと話を聞きました、それらをご紹介します。
まずは、どことなく~な表情をした動物を描いた作家さんの作品。
この道25年以上のベテランさんですが、まだまだお若い男性の作品。
飾られた30以上の作品には、すべてストーリーがあり、聞けば詳しく説明してくれます。 タイトルではなく、ストーリーですからね。
ひとつひとつのストーリーは、短編小説の様な背景があって、この絵の裏にそんな物語があったとは!と 購入後もずっと楽しめる内容でした。(書き込むと とても長くなるので割愛させていただきます)
メッキでも塗装でもない発色 綺麗!!
そしてこちらは あえて焦がした木製プレートに、鉄筋?とナットで組上げた、自分へのご褒美ビールプレート。(グラス付き)
モノづくり好きな男性や、ビール好きな方は 特にテンションが上がる、そのプレートに盛られた缶ビールとグラスの「特別感」
横には同じような作りのスマホスタンドが手作りキットとして販売され、自分で簡単に作れる特別感は、人を惹き付ける素晴らしいアイデアだと感心してしまいました。
なんだか心が満たされる、日常に極上の空間をひとつ、といったアイテムでした。
そしてこちら、なんともカラフルなグラデーションが綺麗なピアス・アクセの数々。
大振りに見えても軽い こちらのアクセサリー、すべてアルミで出来てるそうです。
細かいウロコ模様はカッターで付ける
色とりどりのカラーは、メッキでも塗装でもなく、「アルマイト」という処理で「酸化被膜によって出来る加工」だそうです。
それにしても綺麗、ここまで色を使いこなすのに3年かかったそう。
全部作家さんの手作業で色付け?している化学反応?だそうです。
まさに色の魔術師ですね。
そして最後は、ルアー型の小物アクセサリーを作っているこちら。
横には製造工程模型が置いてあり、木型にアルミ箔を貼り カッターでウロコ模様の線をつけて行く、実に細かい作業。
その後エアブラシで色を重ねる事数回、最後にニスで全体を固める事数十回、恐ろしく手が込んでますが、金額は2000円未満。
全国にはまだまだ物凄い職人さんがいっぱいますね。
こちらの若い作家さんは 実際ルアーを製造販売されており、週末には群馬でワークショップも開いているそうで、将来の可能性も更に広く楽しみです。
木製のめがねも作ってみたいらしく、お互い話がすごく盛り上がりました。
今回特に気になった4つの作家さんですが、どれも多くの人が群がっており、人気なのが伺えました。
皆さん人を惹き付ける何かを持っておられ、直接触れ合う事で人柄や、その
作品・背景から 自分なりに吸収し、学ぶことが出来ました。
今回の見学のヒントは今後の活動に必ず取り入れます、どうぞお楽しみに。
以上、金沢ハンドメイドマルシェでした。