いつも めがね修復・復刻保存館 フィールシーズをご覧いただきありがとうございます。
今回は、「めがねの名称 完全保存版」と題して、めがねの部位・パーツの呼び名にスポットを当て、めがね業界でいちばん種類豊富にお伝えします。
実は意外と知られていないのが、パーツの名称は ”ほぼ2つづつある”ということ。
上記画像でも、主な呼び名の横に( )があり1~3つほど書き込んでいますが、そのどれもがパーツの名称として通じるものです。
( )外に書かれているものが鯖江で一般的に呼んでいる名称です。(工場によって若干異なる場合も有り)
インターネット上で「めがねの名称」で検索すると沢山出てきますが、ほとんどは1種類づつのみ記載されており、上記画像にある名称のどれかが当てはまります。
また、全国にあるメガネショップでも、ほぼ上記のどれかで呼んでいます。
呼び名が複数あるのは それぞれの由来があるからなのですが、名称が統一されていない理由は 今までの名残りなのか、普段お取引のあるショップによっても呼び名が様々なのが不思議です。
ごらんの通り、”リム”以外は2つ以上の名称がありますが、当店の画像を持ち歩いていただければ、どこのお店に行ってもパーツ名で ? となる事はありません。
そして、一般の方がよく使う 耳に掛かる部位の”つる”という言葉は、めがねの聖地 鯖江でも 全国にあるショップでも ほぼ使いません!!
なぜ一般の方に広く浸透したのか定かではありませんが、普段手掛ける側がほぼ使わない名称が浸透するのですから不思議ですね。
まず名称が2つづつある事を知り、上手にそれらを使いこなせれば あなたも ”プチめがね通” ですよ。
以上、いちばん種類詳しい "めがねの名称 完全保存版" のご紹介でした。