
復刻前

復刻後
当店ではすっかりおなじみのブランド クロムハーツ / Chrome Hearts
過去いくつも事例を掲載してきましたが、最も困難だったの以前のリム割れより更に高難易度の事例になります
ちなみに前回の掲載はこちら
以前のケースは、リムの上下(特に上リム)が大きく割れ裏面側が広範囲に欠損したものでした(首の皮一枚でつながっていました)
しかし今回は、欠けたリムパーツが完全に無い状態の為、元のパーツを土台にして継ぎ足すことが出来ません
いつも通り「無いものは作る」をモットーとしている当店、しっかりと説明していきます
お問い合わせから数回やり取りを行い、ぜひ直してほしい、という事でご依頼の流れとなりました
聞けば「道端に落として破損してしまった」との事
画像を見た段階でも欠損部として見える範囲だけでなく、ヤゲンに沿って亀裂があるのが判明します
加工は、欠損が見える範囲の倍以上(リム全体の約4分の1)の部分までパーツを作成・移植が必要となりました
元のパーツが無いものへの製作方法はいくつかあります
今回は右リムの形状をなぞらえ左側をモデリングし、CAD・CAMへと落とし込み、削り出していきます
削り出し後のパーツをフレーム本体と合わせる作業に最も注意を払い、合わせていきます
作製パーツ移植にも強度が出る方法を用い、そう簡単に再発すること無いよう溶着します
溶着・乾燥後はエッジを削り込み 細部を調整し、完成時の移植違和感を無くします
最後に丁寧に研磨し、面を整えレンズを装着して完成となりました
完成までの一部始終をご覧頂いたご依頼主様、復刻までの長い道のり、相当驚かれたことと思います
結果 画像はもとより、実際のクロムハーツ現品を見ても移植加工品であることは気付かない仕上がりに
見た目もさることながら、それ以上にいくつもの技術が凝縮された思い入れのある作品となりました
言葉少ないご依頼主様でしたが、きっと今頃ご愛用頂けている事と思います
当店も良い経験を積むことが出来ました、どうもありがとうございました
| 復刻費用 | 約 45,000円 |
|---|---|
| 期間 | 約 4週間 |

ビフォー

アフター

フロント

綺麗に復刻
何事も無かったように