事例紹介CASE

アメリカンオプティカル 左ブロー縮み変形 部分復刻再生 復刻再生

2026年2月24日 火曜日

  • アメリカンオプティカル 左ブロー 部分復刻再生

    復刻前

  • アメリカンオプティカル 左ブロー 部分復刻再生

    復刻後

1833年にマサチューセッツ州サウスブリッジにて誕生した世界最古の眼鏡メーカー「American Optical /アメリカン オプティカル」
アメリカ国内でもBausch&Lomb (ボシュロム)、Shuron (シュロン)と並び、三大眼鏡メーカーとして有名尚且つ信頼あるブランドです

今回のご依頼は、そんな老舗企業 アメリカンオプティカルのヴィンテージブローモデル(同社ではサーモントと呼ぶ)、左側のブロー縮み・歪みへの部分復刻再生事例になります
元々 変形直しのご依頼でしたが、ここまで歪むと直してもリムに奇麗に添わず、不格好な仕上がりとなります
それでは「直した」と言えず、依頼される方もご納得いただけません

そこで、当店からは「部分復刻移植」をご提案させていただき、加工への流れとなりました
このブロー、特殊な構造をしておりヨロイ丁番がブロー自体に取り付けられています
しかもカシメで留まっており、全体復刻再生には向かないモデルの為、約3分の2を復刻し 元の3分の1に移植取り付けする、というもの
この方法をもってしても恐らく同様に加工出来る所は他にないと思います

早速加工に入りブローをCADでモデリングし、3Dデータにしていきます
実物と照らし合わせながら修正を繰り返し、削るためのCAMデータへ移ります
その後実際に削り、出来上がったパーツと元パーツを見比べ更に微調整を繰り返して行きます
ほぼ形が合った所で機械での加工は終了し、手作業で合わせていきます

移植強度を上げる為 溶着面を多くとる工夫をし、いよいよ溶着・結合させます
しっかり乾燥後させ、少し大きめに作成したパーツを削り合わせていき、形状を寄せます
リム・ブローの形が大体合えば研磨へ移り、仕上げていきます
最後にブロー留めのピンを取り付け完成となりました

よくよく見比べれば違いはありますが、ぱっと見の遜色は無く快適にご愛用いただけます
ご依頼主様も「修復を諦めていたメガネがこんなに綺麗にリペアされ感動しました。本当に!本当に!ありがとうございました」と何度もお礼を言われ、嬉しさ溢れる事例となりました
今回は出来ることを最大限活用、ご提案した事でお役に立てました

ご依頼主様、本当にありがとうございました、どうぞ大切になさってください

復刻費用

約 32.000円

期間 約 4週間
  • アメリカンオプティカル 左ブロー 部分復刻再生

    変形したブロー
    特殊な作り

  • アメリカンオプティカル 左ブロー 部分復刻再生

    移植完了!
    手前は元ブロー

  • アメリカンオプティカル 左ブロー 部分復刻再生

    ブリッジ側

  • アメリカンオプティカル 左ブロー 部分復刻再生

    正面側

 


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