修復前
修復後
当店初?取り扱いとなるブランド、KIO YAMATO
こちらのブランドネ―ムには「日本らしさ」を純粋に表した、といった思いが込められています
今回のご依頼は、久しぶりのホワイトニング、やはりホワイト色への色移り除去依頼です
過去に同様の掲載記事をいくつか上げており、当サイトをよくご覧になる方はもうご存じの、色が移ってしまったものへの対処になります
この「色移り」簡単に言い換えれば「染色」された状態です
身近なもので言えばヘアカラーのようなもの、あえてその色にする場合、好んでそれにするから良いものの、意図してないのにそうになってしまった場合、「脱色」が必要です
染色は素材に対し「浸透」する事でその色に「染まる」事なので、浸透した部分まで掘り下げて除去する必要があります
その為浸透が浅いうちが除去しやすく、染まり過ぎた深い浸透となると、その分の加工も手間が増えます
今回の場合、まだ軽傷レベルだった為 被害は最小限で済みました
ただし、薬品で色抜きする事は出来ず、色の染まってない部分まで削り取る、という加工になります
程度が軽いほど表面の削りは少なく済み、程度が重いと逆となり見た目に影響が出てきます
特にフレームが新しい場合、色移りのショックも大きいかと想像します
ほんの少しでも変色に気付かれましたら、処理される事をお勧めします
また、白は一番色移りしやすい色です、そこも頭に入れてご使用環境を考えいただくと、長持ちしやすくショックも少ないでしょう
白は何色にも染まるが、黒は何色にも染まらない、うまく言ったものです、覚えいて損はありません
今回もテンプルシルク印刷は綺麗に残し、表面を整えさせていただきました
全体的に白さもワントーン上がり、白さ輝く美しい仕上がりに、ご依頼主様にも大変お喜びいただけ、こちらも一安心です
どうぞこの先も大切になさってください、ありがとうございました
修復費用 | 約 9,000円 |
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期間 | 約 1週間 |
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ホワイトニング完了
KIO YAMATO