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alain mikli / アラン・ミクリ 右テンプル折れ 修復再生 修復再生

2025年2月3日 月曜日

  • alain mikli 右テンプル折れ 修復再生

    修復前

  • alain mikli 右テンプル折れ 修復再生

    修復後

alain mikli/アラン・ミクリ は、「見るための、そして見られるためのメガネ」をブランドコンセプトとし、その名の通り「人の目にどう映るか」を計算し作られためがねは独創的デザインと奇抜なカラーで人々を魅了し、今尚人気あるブランドです

今回のご依頼主様は「アランミクリ コレクター」と呼ぶに相応しく、このブランドのめがねを20本以上所有する方です
話を伺うと、「以前に鯖江の とある工房で修理をお願いしたが、仕上がり具合が酷く すぐにまた壊れた」との事
そのフレームを拝見すると、右手ンプル中央付近で素材割れをしており、何か不明なもので接着?された模様
さらにご依頼主様曰く「テンプル表面は溶けたような感じで戻ってきた」と言われ、そちらも見ると、あまり研磨技術が高いとは言えない「ただれたような表面」のものでした

この様な処置を施す工房が本当に鯖江にあるのか?という疑問と、産地鯖江の汚名挽回を、との思いが交差します
お客様がそのような事で嘘をつく訳も無く、当店としては「汚名挽回」を約束し、加工をさせて頂きました
いつものように、進捗状況を画像・動画でお伝えしていた所、「実はもう1点見て欲しいものがります」とご依頼主様
コレクターだけあり、そちらもやはりアランミクリフレームで、フロント塗装剥がれのもの

こちらも伺うと、「同じ工房で加工してもらったが、簡単に塗装が剥がれてくる」との事
ツメでポロポロ剥がれる状態のものでした
その工房がどのような事前処理や塗装を行っているかは不明ですが、いわゆる「密着不良」と呼ばれる状態です
メッキや塗装は 使用を続けるといつかは剥がれるものですが、一般的なご使用状況で もしも1年未満でこの様な状態が発生したならば、塗装不良と呼べます(今回のフレームは1年未満かどうかは不明です)

ご依頼主様曰く、「御社になら安心してお任せできる」と言って頂けての2本目のご相談・ご依頼となりました
当店独自の進捗配信サービスを含むコミュニケーションが、工房に対する安心感を高めた形となったようでうれしい限り
当初のご依頼品は、いつも通り丁寧に進め姿を変えていきます
途中、画像・動画で何度もお伝えしていますが、完成品を手にされた時の感想を聞く瞬間はいつもドキドキします

結果、「今後、また何かあった際には、是非お願いしたいと思っております。のお言葉を頂け、嬉しさと安堵感で満たされました
やはりコレクターの方のお墨付きは特に嬉しいものです
当店が持てる技術とサービスでお役に立てた一つの事例となり、今回掲載させて頂きました
実はアランミクリ、困っている方が多いブランドとしても有名です

すべてのモデルで柔軟に対応できるとは言いませんが、当店がお役に立てるモデルがあります
お困りの方は一度お問い合わせ下さい ➡ お問い合わせはこちら
また、その他ブランドや 掲載はしていなくても修復しているものも多数あります
それらは「お客様の声」欄で画像の一部を確認出来ます ➡ お客様の声はこちら

修復費用 約 18,000円 (特別価格)
期間 約 4週間
  • alain mikli 右テンプル折れ 修復再生

    修復前

  • alain mikli 右テンプル折れ 修復再生

    修復後

  • alain mikli 右テンプル折れ 修復再生

    修復前
    ヒビ・白化

  • alain mikli 右テンプル折れ 修復再生

    修復後
    随分と回復

 


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