加飾前
加飾後
alain mikli/アラン・ミクリ は、「見るための、見られるための眼鏡」をコンセプトに、アラン・ミクリ氏自身が創設したブランド
そのコンセプトに偽り無く、映える奇抜なデザイン・カラーは多くの人を魅了し、今尚人気あるブランドです
2013年、世界最大の眼鏡メーカーである ルックスオティカ社の傘下となり、それ以降修理への対応が縮小しています
その奇抜さ故 コアなファンも多く、ユーザーが多い=壊れた時に困る人も多い、と言う事にもなります
ただし今回の事例は、カラーチェンジとあって、いわゆる「仕様変更」は多くのメーカーで対応しません
元からの色が飽きたのか、色褪せてそうなったのか、どこかに依頼したらそうなったのか、詳しく聞けずままご依頼となりました
こちらのご依頼主様もアラン・ミクリ ファンのようで、何本も所有している中の1枚のカラーを見本に、もう1枚を色付けして欲しい、というもの
色変更対象フレームはライムグリーンのような、黄色味あるブルーグリーンですが、見本フレームはターコイズブルー、しかも独特のラメパール感のある発色です
難易度高いご要望でしたが、当店で出来る範囲と注意点をご説明し、加工スタートとなりました
また、長モダン(長いアセテートの耳当て部)が抜けず、丁番の合口部金属のカラーはどうする?でしたが、ご安心を
きちんとそちらも対応します(耐久性も対策済みです)
この長モダンも研磨ご依頼とあり、見た目ほぼフルリニューアルとなりました
結果、下記左端画像をご覧頂ければ一目瞭然、並べた色見本フレームとカラーチェンジ後のフレーム、全く遜色ないものに
「色の魔術師 渾身の力作」と言って過言ではありません、この仕上がりでご満足いただけない方は、当店では加工をお受けできません
モダンも煌めく光沢を取り戻し、全てがお気に入りのブランドコレクションの1枚、となったようです
ご依頼主様からは「期待以上の仕上がりで大変満足しております」と一言、こだわり強いカラー・デザインのブランドファンのお墨付きを頂けました
ハードル高いご依頼でしたが、ミクリフレームのカラーを手掛けることが出来る数少ない工房として、良いお仕事をさせて頂けました
ご依頼主様、当店まで辿り着いて頂きありがとうございました
またいつでもご利用お待ちしております
加飾費用 | 約 25,000円 |
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期間 | 約 5週間 |
カラー見本品 上
完成品 下
加飾前
ビフォー
加飾後
色もモダンも注目
テンプルも綺麗に