加飾前
加飾後
世界3大メガネ展のひとつ「 iOFT 国際メガネ展 東京」 急遽出展が決まった当店。
一年一度、10月の東京 めがねに目が肥えた人々が世界中から集まるめがねの祭典。
初出展に相応しい作品を、とグラスリメイクのモデル選びからはじまり、見る人が驚く加工を、と張り切りました。
選んだモデルはマサキマツシマ、細部までプレス加工された独創的なカタチ。
目を見張るモデル、それを活かす加工?悩んだ挙句、ペンダントトップに。
当店ならでは にする為、有り得ないものを作る、に拘りました。
元々ヨロイには丁番が付いており、加工には不必要な為削り落とします。
この大きさを手作業で行うには不向きですが、それをやるからこそ意味がある、と自分に言い聞かせながら。
両ヨロイをピタッと合わせる為、両方の溶接面をきっちりフラットに。
そのあと、1週ぐるりと溶接しますが、隙間埋めや平坦に気を張りながら整えます。
ペンダントトップとして使えるように、Y字の両端にリングが通る穴をあけます。
完成形になったら仕上げに磨き上げ、小傷を落として艶出し。
ここから更にマスキングをして部分的にマット加工を施し、ネックレスを通してようやく完成。
細部にまでこだわりが詰まったトップは、独創的な多面体と ずっしりと重厚感ある重みが特徴。
男性の胸元をクールに決めるチタンアクセとなりました。
会場ではしっかり説明させていただき、多くの驚かれる方々が。
しかし、よほどでない限りパッと見は その技術に気付いてもらえない程、精巧に仕上がっていたようです。
限られた時間で取り組んだ今回の作品、新しい扉を開いた、そんな感覚を覚えました。
これからも色々とチャレンジしていきます、どうぞご期待ください。
加飾費用 | iOFT 特別モデル |
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期間 | iOFT 特別モデル |
重厚なトップ
中央ライン マット仕様
中央溶接痕
わかりますか
重量は5.7グラム
1円玉 約6枚分!
多面体 どこかが輝く