復刻前
復刻後
YUICHI TOYAMA (ユウイチ トヤマ)は、デザイナーの外山雄一氏が 2009年設立の「USH(アッシュ)」からブランド名を変更し、2017年春夏コレクションよりスタートした、当店でも初となるアイウェアブランド。
そのブランドポリシーは、「伝統的な技術と革新的なデザイン」であり、デザイナー外山雄一氏が自身に課した5つのルーティン(見る、考える、描く、作る、壊す)を根幹にデザインし、国内外で高い評価を得ているブランドです。
ご依頼フレームのスタイルを見ると、ベースは細身のブラックカラーで統一され、比較して少し厚みのあるセル輪のコンビネーション、テンプルエンドの内側にのみホワイトカラーの七宝でアクセントを入れ、シックなモノトーンカラーで知性的なイメージ。
ノーズパッドだけチタンゴールドで、掛けた時の違和感を無くす仕様とあり、デザイナーのセンスが光ります。
今回のご依頼は、当店大の得意となっている「セル輪」の裂けによるもので、復刻再生させて頂きました。
この破損状況は、ほとんどがセル輪の内・外周の肉厚の薄さに、生地の縮みが加わり起こるものです。
細身のフレームの場合、全体バランスからセル輪を細く作る必要があり、強度的に必要な厚みより薄くするしかない場合が出る為、結果
この様な事態を招く場合がある訳です。
当店ではそのような場合、再発防止を兼ねて「少し厚めに作る」事をお勧めしています。
0.5㎜程度厚くするだけで強度はかなり上がり、見た目は驚くほどの変化ではないので、長くご愛用できます。
今回も同様のご案内・ご依頼となり、無事完成 お渡しさせていただきました。
ご依頼主様、どうもありがとうございました。
夏は縮みやすく、冬は壊れやすいセル輪、お困りの方はどうぞお問い合わせ下さい。
業界一豊富な事例と経験を持つ当店が、しっかりとお応えいたします。
※お困りの方 お問い合わせはこちら
復刻費用 | 約45,000円 |
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期間 | 約 5週間 |
新旧比較
左サイド
裏面も良し
初取り扱いブランド