事例紹介CASE

フレデリック ボーソレイユ プラスチックテンプルへチェンジ 創造形成

2023年6月26日 月曜日

  • フレデリック ボーソレイユ プラスチックテンプルに変更

    創造形成前

  • フレデリック ボーソレイユ プラスチックテンプルに変更

    創造形成後

FREDERIC BEAUSOLEIL (フレデリック・ボーソレイユ)は1987年創業、フランスのデザイナー ボーソレイユ氏が手がける、自身の名を冠したメガネブランドです。   
コンセプトは「ネオクラシック」普遍的でありながら、時代性も備えたエレガントなスタイルが特徴です。   
ボーソレイユ氏は、フランスでとても有名なデザイナーで、過去にルイヴィトンやカルティエのめがねデザインを手がけていたことでも話題でした。 

さて今回は当店2回目となるブランド、 フレデリック・ボーソレイユ のメタルテンプルをプラスチックテンプルに作り替える、といった特殊な事例になります。   
元々フロントがアセテート・テンプルがメタルと、コンビネーションフレームでしたが、テンプルカラーと素材がフロント側とマッチせず(それも売りのひとつだと思うのですが)、同素材のアセテート ピンクカラーで作って欲しいとご依頼頂きました。   

確かに元のテンプルカラーは日本人が普段使いするには派手めで、余程オシャレな方か、ファッション関係のお仕事をされている方などであれば気軽に掛けれる?といった色使いです。   
そこで、透明系の綺麗なアセテート生地を使い、形状は変えずイメージチェンジ。   

芯張りという技法(中芯を生地でサンドイッチする)でテンプル本体を作りますが、特殊な形状を1から作る為 中芯に丁番を溶接する所から始めます。   
通常は合口部のテンプル芯中央に丁番を溶接しますが、ヨロイからのラインの関係上、テンプル芯の下側に丁番を溶接する事でヨロイからのラインを合わせました。   

太さのある丁番付近から耳に掛かる部分へは かなり細くまで削り落とし、元モデルとの違和感を限りなく無くしていきます。
完成したテンプルは、色んなこだわりが詰まった品の良い作品になり、元と比べとても柔らかい印象に。   
ご依頼主様にも大変喜ばれました。   

今回は別素材によるテンプル複製という 大変特殊なご依頼でしたが、イメージ通り上手く仕上げることが出来、良い経験となりました。   フロント側も違うカラーで作製出来ますので、この記事をご覧になり気になる方は、どうぞ下記からお問い合わせ下さい、お待ちしております。              
※お問い合わせはこちら  

創造形成費用 約 45,000円
期間 約 4週間
  • フレデリック ボーソレイユ プラスチックテンプルに変更

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  • フレデリック ボーソレイユ プラスチックテンプルに変更

    品良く仕上がり

  • フレデリック ボーソレイユ プラスチックテンプルに変更

    形状は元のまま

  • フレデリック ボーソレイユ プラスチックテンプルに変更

    サイドもスッキリ綺麗

 


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