復刻前
復刻後
意外と知られていない、欠けた部分の部分復刻再生、過去にはテンプル・ヨロイ・の事例がありますが、リムの事例は初めてだと思います。
この、各部位の部分復刻再生はメガネショップの方も驚く技術、という事は他店では不可能ではないか?とも考えられます。
その為 この様な事例を掲載している鯖江の工房は当店以外 見当たりません。(2023/06/ 29 現在 自社調べ)
また、物理的に可能であっても、あまりにも手間が掛かる為、加工を行わないケースも考えられます。
セルロイド・アセテートといった樹脂製フレームは、チタンフレームと比較し安価で製造出来る為、販売価格と修理に掛かる費用を見比べると高く感じられ、手間のかかる修理の場合「それだったら新しいものを買う」と言う方が多いのも事実です。
それでも直して使いたい、という方にお応えする為、当店ではあえて事例掲載しております。
そのお陰もあり、事例と同じような壊れ方をしてのお問い合わせが増えており、仕上がり具合・かかる費用もイメージしやすいといったメリットがある、と皆さん口を揃えます。
また、事例掲載が無くても修理可能な場合は沢山あります、どうぞ諦めず一度お問い合わせください。
そして当店の増えに増えた事例は300を超え、同じ様な事例を探すのも一苦労されるかもしれません。
それでも続けられる限り様々な事例を掲載し続けます、どうぞ応援よろしくお願いします。
本題に戻りましてこのリム欠け修理、直し方は企業秘密ですが、当然ある程度の強度が出ないといけません。
視力補正用としてのめがねは、フレームとレンズが合わさって1つの役目を果たします。
そのレンズは フレーム内径よりも若干大きめに作られ、フレームの収縮を利用し 嵌められていますので、修復後 レンズを嵌める時
一番の負荷が掛かります。
経年劣化で素材が縮み、フレームが割れてしまうほどの負荷が掛かる事を考えれば、かなり押し広げられることが想像できます。
そこも十分考慮しつつ、強度を持たせながら見た目よく加工していきます。
そのあたりもプロの手仕事ですから抜かりなく行っておりますのでご安心ください。
完成品は修理したことが分からない程の出来栄え、ご依頼主様に大変喜ばれました。 壊れて元あった欠片などが無くなった場合でも大抵修理可能です。(特に黒色のフレームは綺麗に仕上がります) まずはお問い合わせ下さい。
※お問い合わせはこちら
復刻費用 | 約 24,000円 |
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期間 | 約 4週間 |
復刻前
まるで破損前のよう
側面から
綺麗に完成