Burberry（バーバリー）はイギリスを代表するファッションブランドのひとつであり、ブランドの顔でもあるチェック柄 バーバリーチェックはあまりにも有名です。　　　

また、大文字と小文字の混じったロゴは1999年までのもの、大文字だけのブランドロゴはそれ以降のもの、となります。　　　
これゆえ今回のフレームは最低でも20年以上前、恐らく30年ほど前に製造された、ヴィンテージモデルだと思います。　　　

それを考えるとこのモデル、とても大切にお使いいただいているのが伺えます。　　　過去に同モデルのセル輪を復刻再生したケースがあり、修理業を始めた頃はよくロー付け修理をしたモデルであった記憶もあり、ヒットモデルであろうと推測できます。　　　

ご依頼主様の顔のイメージの一部となったであろうこのめがね、これから先もお顔の一部となるよう きちんと復刻させて頂きました。　　　
今更セル輪について語る事はほぼありませんが、（過去の事例で様々な視点でお話してきましたので）このモデルのブランド主張を少しお見せします。　　　

ロゴはテンプル外・ワタリ（トップブリッジ）上・右手バネ丁番部、と3か所に入れられ、チェック模様はリム側面・ヨロイ外側・左手バネ丁番部、とこれも3か所に入るこだわりぶり。　　　掲載出来る写真数が限られている為、全てはお見せ出来ませんが、余程のブランドこだわりぶりです。　　　

めがねという小さなキャンバスに、これほどブランド感を出すモデルもあまり多く見掛けません。　　　きっとバーバリーブランドに最も勢いがあった時代だと思います。　　　その後バーバリーのめがねは製造販売元を変え現在に至りますが、今尚愛用者が消える事は無く、スタイルは変われどその名は受け継がれています。　　　

今回のご依頼事例掲載する事で、お困りの方の目に留まるきっかけになれば、このヴィンテージモデルもこの先更に後世に残せる可能性が高まります。　　　当店の事例掲載は、ここ鯖江で他があまり出来ないものを多く載せています、どうぞご参考に。　　　

ご依頼主様、このめがねと共にこれからも素敵な時間を歩んで下さいね、ありがとうございました。
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