加飾前
加飾後
Lafont(ラフォン)は、フランスはパリ発祥のアイウェアブランドであり、海外製品らしい細身のモデルが多く、ベータチタン素材の薄い板をくりぬいた装飾を多用する、オシャレなめがねブランドです。 今回はそのラフォンブランドのセルテンプル延長事例になります。 一般的にセルテンプルの延長と言えば、「芯張り」になりますが、今回のフレームは内側に特殊な柄が散りばめられ同じ生地も無く、ご依頼主様もこの柄がお気に入りの為元テンプルはそのままに、先端のみ延長加工する事にしました。 既成のテンプルでは長さが足りない、といったお客様は年に数件おられます。 ただ、お問合せ頂く件数がその程度なだけで、実際はもっと多いものと思われ、延長加工が出来る事を知らない方も多いかと想像します。 耳までの距離が合わず延長ご希望されるという事は、テンプルの曲がり部分をずらす(後退させる)という事になり、曲げ耐性のため通常は中に芯金を必要とします。 結果 継ぎ足した後の先端強度を保つために、今回そのように加工してあります。 テンプル外側の生地色は紺色だった為、加工後目立ちにくい黒を選択し溶着しますが、やはり大切なのは見た目です。 元のテンプルが、ただ単に伸びたように見えるのが大切、それが一番違和感ない仕上がりだからです。 お気に入りテンプルの削りを最小限に抑え、仕上がりのアウトラインはスッキリ綺麗に仕上がるよう注意しました。 今回は15㎜延長加工した事によって、曲げ位置も約15㎜後退させれます。 これでしっくりお顔にフィットするめがねになりました。 市販品(既製品)をカスタムオーダー出来ることは、まだまだ知られていません。 店頭で安価なフレームを購入する事から比較すると、割高に感じるかもしれませんが、お客様のお顔に馴染む、あなただけのオリジナルになります。 今回の事例はほんの一例でしかありません、カスタムオーダー出来る事は沢山あります。 もしもお気に入りのめがねに、ちょっとでも不具合を感じたなら、一度お問い合わせください。 仕上がりに自信があります、豊富な経験・技術もあります、出来る事を業界一分かりやすくお伝えいたします。 ぜひ過去の事例もご覧頂きご検討ください。 今回も大変喜ばれました、ご依頼主様 どうもありがとうございました。
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加飾費用 | 約 20,000円 |
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期間 | 約 3週間 |
表側目立たず
芯金も入れて