復刻前
復刻後
30年以上前に購入された、いわゆる「ヴィンテージ」の一山縄手モデル、縄手折れ復刻再生事例になります。 この一山、最近のレトロブームもあってか、製造メーカーさんも作る所が増え、メガネショップで見つける事も難しくないモデルのひとつとなっているように思います。 とは言え、まだまだ種類豊富に並び、選ぶのに困るほど、というショップは少なく、一部のコアなユーザーに支持を得ているモデルのようです。 一山は選べるほど製造工場数もありますが、この縄手部分は めがね産地鯖江においても製造する所は数少なく、入手困難なパーツのひとつとも言えます。 その為、鯖江にあるめがね修理工場で、この縄手の修理完成事例を掲載している所は当店ぐらいしかなく、お客様の問い合わせも少しづつですが増えてきました。 今回のお客様も検索して当店に辿り着いたようで、数回打ち合わせをし ご依頼の流れとなりました。 過去に複数回事例を掲載しており、仕上がり具合もご納得いただいていたこともあり、共にとてもやりやすく進めることが出来ました。 ご依頼主様の唯一心配は、長年愛用してきためがねでも大丈夫かな?ということでしたが、状態を見た限り30年前とは思えないご使用状況、丁寧に扱われていたのが十分伝わります。 縄手の掛け心地に慣れてしまうと、普通のめがねでは物足りないそうで、直せる所があって本当に良かった、と言って頂けました。 長年のご使用で蓄積した表面の緑青も取り除き、全体磨きをかけて小傷を落とし、メッキを直して綺麗に完成です。 真新しくも見えるヴィンテージに仕上がりました。 このご依頼主様のもとであれば、めがねもこの先10年、20年と共に素敵な時間を重ねることが出来るでしょう。 ご依頼主様、ご利用いただきありがとうございました、大切になさって下さい。 そして不具合などございましたら、いつでもご連絡ください。
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復刻費用 | 約 20,000円 |
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期間 | 約 4週間 |
大抵この辺で折れます
綺麗に復元
シンプルなヴィンテージ
はい、完成です