復刻前
復刻後
DIESEL(ディーゼル)はイタリア発祥のアパレルメーカーであり、デニム製品・家具・雑貨などを取り扱いうブランドであり、ブランド名の由来はディーゼル燃料に思いを寄せてつけられたそうです。 今回のご依頼は テンプル中央に取り付けられた、金具飾りの復刻再生になります。 金具飾りと言えば、テンプル合口部分に取り付けられたものがほとんどで、当店でも9割以上がそのタイプのご依頼となっている中、なんと今回はテンプル中央部に、しかも今までには無い形状のご依頼とあって、手掛ける側としましても ワクワクしながらの加工となりました。 テンプルに斜めに掘られた窪みに納まるこの飾り、金具を上下90度内側(コの字型)に折り曲げられ、金具長の半分より少し下側にピンを溶接して差し込むような作りとなっています。 見た目はシンプルなワンポイント飾りですが、作るとなるとシビアな寸法が要求されます。 過去によくある合口の金具飾りより 確実にワンランク難易度が高いものになります。 納まる窪みがある、というだけでレベルが違いますが、更に斜め方向に90度折り曲げる為 気が引き締まります。 うまく窪みに納まるコの字型金具が出来たら内側にピンを溶接します。 窪みにあてがい加工する、を繰り返し納得いく所まで出来れば磨いてメッキを掛けます。 メッキ仕上がり後は いよいよ最終取り付けになり、窪みに収めながら接着し、乾燥させれば完成です。 テンプル表面との段差も違和感なく、右側とほぼ同じように完成しました。 最終取り付けまでの進捗画像配信もお楽しみ頂けましたでしょうか。 元々フレームの状態が良好でしたので、完成品も店頭品と見間違う程に、これで安心してお使いいただけますね。 今回さらに経験値が上がりました、ご依頼主様 ありがとうございました。
復刻費用 | 約 28,000円 |
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期間 | 約 4週間 |
復刻後 メッキ前
復刻後
復刻後 別角度
復刻後 見劣りナシ