加飾前
加飾後
1960~1970年代に製造されたローデンストックのPERCY、今から50年ほど前に製造されたとは思えないほど美品の、ビンテージフレームで ちょっと変わったご依頼です。 ご年配の知人から、この長年ご愛用のローデンストックのフレームを、もう少し落ち着いた色合いにして欲しい 出来るだけ渋い深みのある感じで、と若干頭を悩ませてしまうようなご要望を頂き、知恵を絞ります。 通常のアンティーク調メッキでよければ、わざわざ私に 渋い深みのある とまでは言うはずもないお方。 それならば当店ならではの仕事を、と考え、以前に同じくローデンストックのフレームに、蛇柄のパイソンを革張りして欲しい というご依頼にお応え出来なかったのを思い出し、今回はフェイクレザーならぬフェイクウッド黒檀風でお応えし、仕上げてみました。 黒檀は木材の中でも漆黒の色合いと、重厚で堅固であることが特徴である為、ご要望にピッタリ。 フェイクウッドを張った部分は凹凸がありますが、しっかりとデコボコの質感を残し仕上げました。 フェイクウッド素材は汗にあまり強くない為、肌に触れる内側は張らず完成です。 アレルギーなど 敏感肌で気になる方の場合、全体をコーティングすることも可能です。 出来栄えはご覧の通り、セル部分の色に渋くマッチして重厚感のあるめがねになったと思います。 ご依頼主様、簡単に剥がれるものではありませんが、1年未満で剥がれるようなことがあれば、無償で再加工いたしますのでご安心ください。
ちなみに過去のパイソン柄をアートペイントで表現した事例はこちら https://www.feelseeds.jp/case/archives/109
加飾費用 | 約 14,000円 (特別価格) |
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期間 | 約 3週間 |
加飾前
加飾後
加飾部アップ
境目分かりますか