加飾前
加飾後
プラスチックフレームのフルリムタイプをナイロールタイプに変更する、という変わったご依頼をいただきました。 ブランドはカメマンネンで、過去にグラスリメイクで指輪3作品作ったものとして私としても印象深いブランドです。 ナイロールにする為にはリムのどこかでカットしなくてはならないのですが、上側をカットする場合と下側をカットする場合ではかなり仕上がりが変わります。 フレームの雰囲気はもちろんですが、下側カットの場合は大抵鼻あて部分が影響する為、クリングスと呼ばれる金属タイプに変更する必要があります。 今後同じような加工を希望される場合、鼻あて部分が金属タイプ変わる事も想定しておくと、後々深く悩まなくて済みます。 もう一点はレンズが糸止めになりますので、新たにレンズに特別な加工が必要になります。 通常レンズ外周はヤマギリカットがされていますが、リムを切り取った部分は糸止めになる為、ヤマを平らに削ったのち糸が納まる窪みを付ける必要があり、誰でもできる加工ではありません。 メタルのフルリムフレームをナイロールに変更する場合でも、レンズ加工はネックになりますので知っていて損はありません。 お手持ちのフレームを使う事で、新規購入することなくイメージを変えることが出来、以前よりも軽くなりますので気になった方はお問い合わせ下さい。
カメマンネンの過去の掲載はこちら その1 https://www.feelseeds.jp/case/archives/44
その2 https://www.feelseeds.jp/case/archives/45
その3 https://www.feelseeds.jp/case/archives/47
加飾費用 | 約 25,000円 (レンズ加工別) |
---|---|
期間 | 約 4週間 |
加飾前
加飾後
加飾中
切断パーツと