事例紹介CASE

カルバンクライン ヨロイ変形 修復サンプル 修復再生

2021年5月14日 金曜日

  • カルバンクライン ヨロイ変形 修復再生サンプル

    修復前

  • カルバンクライン ヨロイ変形 修復再生サンプル

    修復後

CKのロゴマークで知られるカルバンクライン、創始者はアメリカ生まれの同名デザイナーですが、2003年にそのデザイナーを引退されているそうです。  同ブランドは下着・香水が特に有名ですが、その他 時計・サングラス・ジュエリー・コスメティックス・等々、様々な分野で展開され、その名を広めています。  今回は、アセテート製の右ヨロイが大きく曲がったものを修復したサンプル事例になります。  過去に何度も申し上げていますが、この様な変形の修復のみご依頼は、当店 フィールシーズでは行っておりません。  あくまでも直せるんですよ、という事をお知らせする為の事例掲載になりますので、ご理解願います。(代わりに鈴木眼鏡工業㈱で修理を行います)  では本題に入りまして、レンズの側面が見えてしまう程変形したフレーム、よく折れずに済んだものです。  恐らく寒い環境で同じ事が起これば、折れていたに違いないでしょう。  一般的にめがねに使われる樹脂素材は熱可塑性樹脂である為、熱が加わると柔らかくなり やがて溶けます。  逆に低温環境では柔軟性が無くなり、衝撃耐性が低くなる為折れやすくなります。  大袈裟な表現をすれば飴細工のような感じでしょうか。  この様な性質を理解すると、冬の時期 屋外でスポーツなどされる方は、低温耐性・弾力性を兼ね備え、尚且つ肌に触れても 金属ほど冷たくない TR-90で作られためがねをスポーツ専用にすると最適です。  この素材 低温はマイナス40度まで特性に変化なく使用でき、万が一壊れたとしても安価で買い替えが出来ます。  ご自身の環境に合わせてめがねを選ぶという事は、一つの賢い選択です。  デザインや素材は購入後の変更が難しいですが、カラーや装飾はそうでもありません。  そう考えれば、無理に合わないカラーで我慢する、気の向かない装飾のまま使用する、などは、気の向くようにチェンジ出来る、という選択肢を覚えると、めがね選びは大きく広がり、楽しみが増えるのではないでしょうか。  事例内容とは脱線しましたが、これを読まれた方はもうお気づきですね、当店がそんな願いを叶えます。  話はそれてしまいましたが 上下画像、どの様に直したのか?  思いついても絶対に真似しないで下さいね。      

修復費用  
期間  
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    修復後

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    修復後

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    修復後
    ほぼ元通りに

 


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