復刻前
復刻後
当店で2回目となるkate spade NEW YORK(ケイトスペード ニューヨーク)ブランドの金具飾り復刻再生の事例になります。 前回同様数色の色を使ったおしゃれでカラフルな生地ですね。 前回はその生地の作り方について深掘り解説しました。 金具飾りは過去に何度も解説しており 事例も豊富にありますので、今回は色の付け方が生地本来の色なのか、表面のみ印刷・着色されたものなのか、の見分け方を解説します。 上画像 復刻前の飾りがはまる部分(断面)を見て頂くと、生地は黒・白・茶系?の3色が見えます。 この状態であれば、この 生地本来の色 を重ねて作られたことが分かります。 理由は、めがねの製造工程において、この断面部分は 最後の方で削り合わせる為、削った部分は素材本来の色が出てくるから、ということになります。 表面のみ着色・染色・印刷されたのであれば、この断面は黒と白の2色生地張り合わせになっているはずです。 また、中間層の白はテンプル先まで伸びているのが見えますので、黒の上に白を張り、明るい下地を作る事で カラフルな色を表現しやすいように作られた事が分かりますね。 また、断面の染まり方の厚みなどでも見分けることが出来ますので、判断基準は数通りあるという事です。 ただし、進化して 生地の奥まで色を浸透させる技術 が確立されたのであれば話は別ですが。 どちらにせよ色に関して、強いこだわりがある事は伺えます。 めがねのまちさばえ では、ありとあらゆる様々な方法で 見せ方・掛け心地・デザイン・機能・軽さ・など試行錯誤し、より快適でおしゃれなめがねを提供できるように、日々努力を積み重ねています。 私も当店ならではをお伝え・ご提供する事で、産地の活性化に繋がればと思い、続けて行きたいと思いますので、皆様 どうぞご支援ください。
復刻費用 | 約 25,000円 |
---|---|
期間 | 約 4週間 |
復刻後 メッキ前
復刻後
右手ロゴ
開きもバッチリ