SAMURAI 翔 は、哀川翔がプロデュースするブランドであり、過去に幾例も事例を掲載していますが、ブランドロゴの飾り復刻再生は初めてになります。　　過去にもブランドロゴの複製に触れましたが、そのブランドを象徴とするロゴ飾りの複製は、違法に当たる可能性が高い為、そのまま複製は受けておりません。　　その事を十分にご説明し、ご理解いただけまして、今回のご依頼となりました。　　結論としまして、サイズ感はそのままに、アウトラインも出来るだけ合わせ、中央部の窪み加工をしない、という形で製作となりました。　　飾り金具製作では、金属をその寸法・厚みにカットし、細かい部分はヤスリなどで整えて行く訳ですが、削りすぎには要注意です。　　見た目のサイズ感は 仕上がりの雰囲気に直結しますので、慎重に少しづつ全体を削り詰めていきます。　　全体のアウトラインをテーパー加工にする事で、元パーツに更に寄せ、肌触りも良くします。　　テンプルに止める為のピンも裏側同位置に溶接後研磨、そしてシルバーメッキを掛け直し、最後にテンプルに取付です。　　クリアの樹脂をテンプルと飾りの隙間に流し込み、固定していよいよ完成。　　太い部分はテーパー加工のお陰で、光沢の陰影が出来、見た目が更に近くなりました。　　パッと見は本物と間違われ、類似パーツと気づかれないはずです。　　ご依頼主様、これで安心してお出かけ出来ますね。　　これからも大事になさって下さい。