事例紹介CASE

腐食したメタルフレーム メッキ修復サンプル1 修復再生

2020年2月14日 金曜日

  • メッキ修復事例

    修復前

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    修復後

今回は腐食劣化のひどい男性用メタルフレームをどの程度まで修復出来るか、サンプルテストしてみました。  先に結論から言ってしまいますと、元とはハッキリと違いが分かるほど綺麗に修復出来ました。  百聞は一見に如かずです、この掲載画像をご覧の皆様には十分に伝わるのではと思いますが、実際商品のビフォー・アフターを手にして見た私でも、ここまで修復出来たか!!と予想以上の出来栄えです。  見た目はほとんど元の腐食痕が残っていないように見えますが、実際はわずかに腐食の名残が残っています。  下の画像左から順に、テンプル合口部分の腐食を見てください。  中央画像は表面のメッキを剥がしても腐食痕がしっかり残っており、金属表面が侵されているのがわかります。  右端の画像を拡大して見てもらいますと、元の腐食部が少し黒ずんでいるのがお分かりいただけると思います。  かなり入念に研磨作業を行いましたが、凹凸の差が激しいデザインだった為作業もかなり制限され、ここまでの修復で断念しました。  元の状態を思えば、購入時にかなり近い状態まで修復出来ていますので、もしこの様な状態で依頼をされる方であれば喜んでいただける完成度ですよね。  このフレームはチタン素材だった為、腐食程度・修復精度がこの様に出来ました。  チタンやステンレスでなければ素材へのダメージはもっとひどかったはずです。  また、基本的にチタンは錆びないのですが、今回の様に腐食が起きてしまったのはなぜか?についてはまた別の機会に解説いたしますね。 (当店は再度ご使用される為の修復加工は行っていませんのでご注意を)  

修復費用  
期間  
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