加飾前
加飾後
ジョン・レノンはイギリス リバプール出身の音楽家/シンガーソングライターであり、20世紀を代表するロックバンド "ザ・ビートルズ" の中心的人物としても有名です。 当店ではジョン・レノン ブランドのご依頼は2回目となりますが、今回のご依頼主様は 過去の縄手へ変更事例をご覧になられ、通常のテンプルを縄手タイプに変えたい、とのご希望でお問合せいただきました。 過去に事例掲載をしておりますので、当然「縄手へ変更可能です」とお答えし、ご注文の流れとなりました。 縄手への復刻や改造は出来る所が少なく、案外珍しいご依頼の為(出来ると思っている方も少ない為)、掲載している工場やショップはほとんど無いらしく、事例を掲載している当店に辿り着く方が少しづつ増えてきたように思います。 この「縄手」は、装着すると 先端円形部分が耳の外側に巻き付いて固定される為、めがね着用時のズレは かなり減ります。 しかし、ほぼ固定される=耳と鼻の距離に融通が利かなくなる、という事になりますので、特に鼻あて部分の調整が重要になります。 縄手タイプの装着感に慣れない方は、後頭部側に引っ張られる感覚に違和感を覚えるかもしれません。 ですが、見た目のレトロさ・独特の装着感・ズレにくい構造などは今も尚、それを求めるユーザーに愛され続けています。 実はこの縄手パーツ、元は真っ直ぐな棒状ですが、細い棒状の道具に指で押し当てながら引っ張る事で丸めています。(表現が難しくてすいません) 円柱状の筒に巻き付けて丸くするのではなく、指で押し当てながら引っ張る事でくるんと丸くなる、私も20年ほど前 初めて見た時は驚きでした。 この作業を数回繰り返しながら丸みの形状を整えていきます。 その様子を動画でお伝え出来たら面白いかもしれませんね。 機会があればチャレンジしてみたいと思います。
また この縄手の名称ですが、その見た目から別名「巻きつる」とも呼ばれており、文字通り つる部分が巻かれている為のもので、一般的なショップでは「巻きつる」と呼ぶところが多いです。 過去にも掲載しましたが、様々なめがねの部位名称は、大抵2づつ存在しており それらを調べてみるのも面白いので、ご興味ある方はぜひ過去の記事をご覧頂き、他のウェブサイトなども調べてみてください。
今回はリムに転写七宝が綺麗に付いており、ダメージもない事から、テンプルのみ加工させて頂きました。 そして今回も大変ご満足いただけました、ご依頼主様 どうもありがとうございました。
過去のジョン・レノンの事例はこちら ➡ https://www.feelseeds.jp/case/archives/63
過去の縄手へ変更した事例はこちら ➡ https://www.feelseeds.jp/case/archives/279
過去のめがねの名称特集はこちら ➡ https://www.feelseeds.jp/information/archives/140
その他 質問・相談などはお問合せフォームからお待ちしています。
加飾費用 | 約 25,000円 |
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期間 | 約 4週間 |
加飾前
加飾後
正面から
鼻当てパッドにも
ジョン・レノン