復刻前
復刻後
レトロアンティークなモデル、一山(いちやま)タイプに縄手(なわて)仕様のめがね。 今現在主流のクリングスやモダンが登場するまで、長きあいだ受け継がれてきた そのスタイルのめがねは、ヴィンテージ仕様・アンティーク仕様として、今も尚愛用される方もいます。 ただし、掛け心地を左右する肌との接点、鼻部分と耳部分が固定されてしまう為、使用する人を選ぶのは仕方ありません。 また、縄手部分は耳に巻き付けて装着するタイプであり、コイル状に丸めた金属を伸ばして着用する為、表面処理(メッキ)も決められた色・方法になります。 これは、金属表面に付けた塗膜が 金属の曲げ伸ばしに耐えれず、割れを起こし剥離してしまうのが主な要因からです。 そしてこの縄手、(ケーブルとも呼びます)今では需要の少なさから、製造する工場は数えるほどしかありません。 縄手が壊れた場合、その特殊な構造から ほとんどの場合がパーツごと交換になります。 今回の場合も同様に縄手の根本、ロー付け部分からパーツ交換溶接・メッキとなりました。 どの業種でも同じことだと思いますが、需要のない物・少ない物は バリエーションを減らし集約されていき、やがて無くなるものもあります。 この縄手も同様 以前より種類は集約され、大口注文でもない限り 新たな特殊形状は生まれません。 しかし、近年リバイバル・復刻ブームなどによって、姿を消す事態にはなっていませんが、この先30年を見た時に残されているかは不明です。 ですが当店は、製造工場が生産を続ける限り調達できるよう、縄手ファンの方に応えられるよう 精一杯努力いたしますので、今でもまだあるかな?と気になった方はたまに当ホームページを覗いて見てください。 臨機応変に細かな動きが出来るのも、 鯖江で幅広く仕入れが出来る当店強みの一つ。 今後も色々な面で情報を発信していきます、どうぞよろしくお願いいたします。
復刻費用 | 約 25,000円 |
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期間 | 約 4週間 |
復刻後
復刻後
左右綺麗に
元のパーツと共に