復刻前
復刻後
当店ならではの加工事例となった、Revoサングラス ヨロイパーツ復刻再生事例になります。 樹脂製サングラスの左ヨロイ部分破損でお問い合わせをいただき、元パーツに対し9割程度の精度で樹脂パーツ新規復刻再生をご提案。 お気に入りのサングラスなので ぜひ加工して欲しい、の流れになりました。 そもそも、この様な樹脂フレームは当店以外では なぜ取り扱えないのか、を解説しますと、①スキル不足 ②割に合わない この2つが主な要因です。 ①に関しましてはそのもので、技術スキルが無ければ無理だから、ということです。 このような立体構造の極小パーツ製作になると、ほぼ手作業のみでは作れません。 CADなどの3D設計スキルを活用し、作られたものに手を加え、仕上げていく必要があります。 ②に関しましては、製作に費やす時間に対し、相応の費用が認めてもらえない、という事です。 めがねを所有するユーザーさんは、主に購入した金額をもとに加工費用を想像されます。 製作側は加工にかかる時間と手間で費用を算出します。 ほとんどのメガネは大量に生産され、製作費用を生産枚数で割る事によって 1枚あたりの費用が抑えられますが、オーダーメイドとなると、その1枚にすべての費用が掛かりますので、高額になるのは仕方ありません。 そうなると、その金額では依頼者側がおらず、商売として成立しない、結果として取り扱わない、という事になります。 当店では製図の精度を突き詰めすぎず、最後は手作業で微調整する事により、手が届く範囲の価格帯を実現しています。 また、メガネで一般的な素材のアセテートでは 今回のパーツには強度不足であり、ABS・カーボン系といった素材で樹脂製作が出来る点も当店の強みです。 今までの不可能を可能にすることで、業界初をいくつも生み出してきましたが、これからもどんどんチャレンジしていきたいと思います。 新たなサービスは随時ご案内していきますので、どうぞお楽しみに。 ご依頼主様、ちゃんとお使いいただけますよ、ご依頼ありがとうございました。
復刻費用 | 約 28,000円 |
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期間 | 約 4週間 |
復刻後
パーツを3D
モデリング
左 元パーツ
右 復刻パーツ
しっかりフィット