中村勘三郎ブランドのめがねは、18代続く歌舞伎役者、故 18代目 中村勘三郎がプロデュースしたハイグレードかつハイセンスなめがねです。　　今回は、右テンプルの先端部分をペットにかじり取られ、先が無くなったウッドテンプルの先端部分の めがね復刻再生です。　　このテンプルはブランドのハイグレード・ハイセンスの名の通り、丁番付近は外側に動物の角素材/ホーン、基礎となる素材は木/ウッド、この2つを張り合わせ全体に漆塗りのような塗装が施された特殊な品です。　　なぜか皆一様にモダンの先端を餌食にされ、先端の移植依頼が多く、動物の習性が理解できません。　　このウッドテンプル先端の形状は4方向全てに立体的で、左右合わせに苦労する事が見えた為、あえてモデリングして先端パーツを作成し移植しました。　　移植パーツが黒色の為、最終塗装後も若干暗い感じの色味となりましたが、実際見た感じではほどよいグラデーションで形状もほぼ同じであり、きっとご満足いただける仕上がりになったと確信しています。（上の復刻前後左右画像 左テンプルの黒味比較で写り具合をサンプルにして下さい）　　今回の様に 特殊素材や特殊樹脂で作られた部分の復刻再生は、モデリング＋塗装する事で 多くのものがほぼ同型で 綺麗に復刻再生できます。　　お困りの方はお問い合わせ下さい。　　今回も復刻をご依頼されたご本人様以外、きっと誰も復刻に気付く事はないでしょう。　　大切にお使いください。